受験案内
インテリアプランナーになるには
インテリアプランナーの称号を得るには,(財)建築技術教育普及センターが実施するインテリアプランナー試験に合格し、登録を行うことが必要です。
受験資格は、現在緩和され「試験を受ける年の4月1日現在20歳以上の者」という規定のみになりました。ただし、受験前もしくは合格後5年経過するまでに実務経験年数を経ていないと、資格登録してインテリアプランナーを称することは出来ません。
登録に必要な実務経験年数を短縮することや試験に出題される分野の知識習得のために、インテリア専門の学校や建築の学校を卒業することが、好ましいことは言うまでもありませんが、独学でも合格可能な資格です。
資格試験関連図書については、市販されていた書籍が絶版・在庫切れとなっていますので、各地域IP協会が開催しているIP資格試験受験対策セミナーを受講することを推奨します。
■資格取得・登録までの概要は以下の通りです。
1. 受験資格
「20歳以上の者」に受験資格があります。(試験を受ける年の4月1日現在)
※実務経験等の経歴要件は不要となりました。ただし登録の際には経歴要件など所定の登録資格を満足している必要があります。(3.登録を参照)
※申込方法など受験に関するご質問は、(財)建築技術教育普及センターにお問い合わせください。
2. 試験
「学科試験」及び「設計製図試験」が同日に実施されます。
受験申込区分には「学科+設計製図」「学科のみ」「設計製図のみ」の3種類あります。
「学科試験」「設計製図試験」それぞれの試験ごとに合格者が決定され、双方とも合格した者が“インテリアプランナー試験”の合格者となります。いずれか一方に合格した場合、もう一方を4年後の試験までに合格することによって、“インテリアプランナー試験”の合格者となります。
(H19年度に合格の場合はH23年度までにもう一方を合格した場合)
[学科試験]1時間30分 | |
出題数
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30問 |
出題形式 | 四枝択一式 |
出題分野 | インテリア計画、インテリア装備、インテリア施工、インテリア法規、建築一般 |
[設計製図試験]6時間 | |
出題内容 | 建築物における空間の使われ方、生活のイメージが判るようなインテリア設計 |
要求図書 | 設計主旨、平面図、断面図、展開図、天井伏図、透視図、一部詳細図、仕上表、家具表等のうち指定するもの。 |
3. 登録
学科試験と設計製図試験の双方に合格かつ 所定の登録資格を有する者が(財)建築技術教育普及センターに登録申請することでインテリアプランナーの称号が付与されます。
登録資格は、「学歴+実務経験年数」「他資格+実務経験年数」「実務経験年数のみ」の区分により審査されます。
※登録の有効期間は、試験の合格者となった日より5年を経過した日の属する年の9月30日までです。
5年経過して登録を受けようとする者は、(財)建築技術教育普及センターの実施する登録のための講習を、原則として、インテリアプランナー試験の合格者となった日から5年ごとに修了していることが必要です。