国際委員会では2018年6月20日(木)にサロン・ド・IPセミナー
「ホテルを描く~手で描くということ、メジャーリングされたホテル~」を開催しました。
講師は浦一也デザイン研究室の浦一也氏、
ファシリテーターは株式会社イリヤ インテリアデザイン部 沖野俊則氏をお迎えしました。
生憎の雨模様ながら会場のウィルクハーン・フォーラム東京は満席となりました。

冒頭、自己紹介を兼ねて高級宿泊施設や迎賓施設、
JR西日本の豪華寝台列車<TWILIGHT EXPRESS瑞風>など実務作品をご紹介していただきました。
続いて、これまでに書き溜めた世界各国のホテルの美しいスケッチを多数ご披露いただき、
それぞれのホテルのエピソードやインテリアなどについての解説、
1時間半で仕上げるという「URA流のメジャーリングの手法」など、
学生から専門家まで共通して参考になるお話を伺いました。
実測を通じて磨かれるスキルの蓄積がやがてデザイン行為の基礎となっていくというお話に
多くの人が頷き、メジャーリングの極意を会得する貴重な機会となった模様です。

引き続き同会場で行った懇親会にも多くの方が参加され、スケッチ原画を拝見したり、
浦氏を囲んで和やかな時間を過ごしました。浦氏のお話に影響を受けて、
メジャーリングの道具を買いそろえよう、スケッチにチャレンジしてみようといった
お話が交わされていて、盛況な会となりました。

ご来場の皆様には改めましてお礼申し上げます。
会場提供にご協力をいただきましたウィルクハーン・フォーラム東京の皆様にも
この場を借りてお礼申し上げます。

 

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