本年度のインテリアプランナー設計製図試験の課題は「廃校の教室を改修してつくるレストランのインテリア」です。
教育普及委員会では、セミナー開催前に類似事例を受講生とともに見学する機会を設けました。
受講生(及び受講予定者)10名の応募があり、講師4名とオブザーバー1名を加えて、9月2日(土)13:30より見学会を行いました。

■見学場所:3331アーツ千代田
見学先に選んだのは、千代田区にある旧練成中学校を改修してアートセンターとして再生した文化施設「3331アーツ千代田」です。
本試験の課題で設定されている「宿泊施設」ではありませんが、事前に講師陣で候補地を見学した中から、題材である「音楽室」が見学しやすく、また「フレンチレストラン」が併設されていること、そしてデザイン的にも優れた建物であるため選択しました。
本年の課題は「音楽室を改修してフレンチレストランとする」という課題であるため、まずは旧音楽室を見学。その後1階のホールをお借りして、講師から今年の課題についての分析をお話して頂きました。
さらに同施設に入っているフランス料理店のチーフから、フランス料理とは何かというお話も伺いました。
今回の課題である「フレンチレストラン」の理解を深める大変有意義な見学会になりました。

■IP試験設計製図試験を受験される方へ
上記見学会の様に、我々は今年の課題についての分析と本試験を想定した演習問題の作成を進めています。
今年の設計製図試験を受験される方で合格に向けて準備を始められている方は、ぜひ当セミナーの受講をご検討下さい。

教育普及委員会 稲垣雅夫

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