JIPAT国際委員会では、この度Salon de IP 2023と題し、デンマーク人デザイナー Lars Vejen(ラース・ヴァイエン)氏をお迎えし4年ぶりのリアルイベントを開催いたしました。
初めての試みとして、リアルとzoomウェビナーのハイブリット開催を行いました。

■日時:2023年3月10日(金) 18:00〜19:30

■場所:東京デザインセンター5Fクラフテック・ギャラリー

■テーマ:Lars Vejenのものづくり

■スピーカー:Lars Vejen(ラース・ヴァイエン)氏 (建築家・デザイナー)

■通訳:フランク・ラ・リビエレ氏(JIPAT一般会員)

■司会:小早川 梓(JIPAT国際委員会委員長)

内容

デンマークと京都に拠点を持ち、建築や家具、照明など、さまざまなデザインを手がけているVejen氏。
1995年に初めて日本を訪れ、京都で出会った人との関わり、日本の職人との出会い、日本の文化や技術をどの様に受け止め、デザインに取り入れているのかを、かつての写真や作品、現在進行中のプロジェクトを見ながら、説明していただきました。
デンマークと日本の共通点や相違点、日本のものづくりの魅力、日本の技術の大切さなど、Larsさんの視点から見える日本の姿はとても興味深いものでした。

セミナー終了後は交流会を開催し、ゲストとしてお越しいただきましたデンマーク大使館の公使参事官トーマス・ホイルンド・クリステンセン氏にご挨拶をいただきました。
短い時間でしたが、普段お会いできない方々との交流が生まれ、様々な情報交換がなされ、大盛況のうちに閉会となりました。

■参加者数 リアル参加   62名(JIPAT会員46名・ビジター16名) 
      オンライン参加 24名

アンケート結果(一部抜粋)

・はじめてこのイベントを知りました。大勢の熱気あふれる参加者に囲まれて、刺激的でした.

・特に印象に残ったものはプレハブのような集合住宅で、メインが木材になっていることで建築物と自然がうまく混ざり合い、温かみのある住宅になっていると感じた。 建築、インテリアのどちらも木材を使うことで空間に溶け込みやすくなるということだけではなく、環境に良いということをあらためて知ることができた。

・Larsさんの様なデザインと社会貢献に意欲的なデザイナーの取り組みを知れて、とても刺激になりました。どのデザインも大変美しく、また新鮮な印象を受けました。今回のセミナー開催にあたり、協力された各社の皆さんの取り組みや成立ち等も、、大変興味深く、もっと詳しく知りたいと思いました。


■後援:デンマーク大使館

■協力:Educational Visits Denmark・ Kvadrat Japan・BoConcept

■会場提供:株式会社東京デザインセンター

一般社団法人 東京インテリアプランナー協会 (JIPAT)
国際委員会