vol.30 2024 MAY
IPʼs REPORT 30 gid00004gid00042gid00041gid00047gid00032gid00041gid00047gid00046 目 次 佐藤 勉 一般社団法人 日本インテリアプランナー協会 東京 〒141-0022 東京都品川区東五反田5-25-19 東京デザインセンター 5F TEL:03-3446-8860 FAX:03-3446-1417 E-Mail : office@jipat.gr.jp http://www.jipat.gr.jp 協会設立30周年を迎えました。昨年は協会名称も変わり、心機一転の想 いです。他のインテリア職能団体と比較すると歴史は浅いですが、それ でも30年間にわたる様々な状況を乗り越え、今日まで協会の発展に尽力 された多くの皆様に心から感謝申し上げます。 1987年創設のインテリアプランナー(以下IP)は、インテリアの計 画に関わる幅広い知識と技能をもち、インテリアをトータルに設計・監 理できるプロフェッショナルを証明する資格で、2023年度は全国で 142名のIP試験合格者が誕生しました。 コロナ禍も明けた昨年度は、対面で行われた数多くの企画を通して会 員同士の交流を深めました。IP受験セミナーは一層充実したプログラム により非常に高い合格率を達成しました。またJIPAでは全国の地域IP協 会とzoomで連携し、「IPの社会的地位向上を目指した勉強会」が発足 し、IPアワード2023などが行われました。インテリア関連団体連携プ ロジェクトIDM(Interior Design Meeting)ではシンポジウム「ここか ら-世界の住宅リモデリング事情-」やJAPAN SHOP 2024 IDMブー スを企画・運営し、懇親会The Nightを盛況に開催しました。 今年度は特にインテリアプランナーを目指す若い方々が積極的に活躍 できる多様な活動を目指します。引き続き会員の皆様のご理解とご協力、 積極的なご提言をお願いします。 [さとう つとむ・駒沢女子大学人間総合学群住空間デザイン学類長] はじめに 2 一般社団法人 日本インテリアプランナー協会 東京 会長 □第29回通常総会+講演会 会場:日本青年館ホテル 講演会:「空間デザインのプロセス」(丹羽浩之氏・ヴォイド代表) 2023年5月29日(月)開催 総会66名・交流会81名参加 □インテリアプランナー試験受験対策セミナー 受講生38名 施設見学会:2023年8月 講座:2023年9月~11月開催 □Salon de IP 2023 Vol.2 2023年10月4日(水)44名参加 Salon de IP 2024 Vol.1 2024年3月18日(月)38名+オンライン18名参加 □法人会員の会 全体報告会 2023年6月19日(月)開催 □法人会員の会「秋の宴2023」 2023年10月25日(水) 会場:イルカルディナーレ(銀座) □プランナートーク NO.10 2023年 5月29日 (月)46名参加 プランナートーク NO.11 2023年 11月22日(水)28名参加 プランナートーク NO.12 2024年 2月15日 (木)25名参加 □新年交流会 2024年1月26日(金) 88名参加 会場:SHARI THE TOKYO SUSHI BAR(銀座) 活動報告 2023/04 - 2024/03 は じ め に ・ 活 動 報 告     JIPAT HISTORY 30年の歩み 前編   3-7 JIPAT HISTORY 30年の歩み 後編  8 - 10 JIPAT HISTORY 30年の歩み 年表  11 各種手続き・会員特典 12 協会組織図 総  会 理事会 会  長 監 事 2名 副会長 専務理事 事務局長 評議 員会 一般社団法人 日本インテリアプランナー協会 東京 ホームページ運営室
3 IPʼs REPORT 30 インテリアプランナー資格制度発足 この制度発足に尽力された小原二郎先生が語った制度発足 までの記録によると、「インテリアコーディネータ―は 1983年(昭和58年)に誕生した。コーディネーターは住宅 を対象にした物品流通の専門家として認められた資格であ った。しかし、インテリアは住宅だけではない。公共建築 や商業建築にはもっと大きくて重要なインテリア空間があ る。それらを対象に設計する人材を育成する必要があると いう理由で当時の建設省はプランナー制度を発足させるた めの委員会を設けた。しかし、建築設計士の団体から建築 士という国家認定の資格を持つ人達が大勢いるのに、今更 インテリアの専門家を育成する必要はなく、建築士の権益 を侵すものだという趣旨の反対にあった」その後2年くら いの折衝の結果、プランナー制度が1987年(昭和62年)建 築士に次ぐ資格としてスタートした。スタートから4年後 には約20,000名のインテリアプランナーが誕生した。 JIPAT/東京インテリアプランナー協会が設立 1991年IP制度活性化研究会が発足し、1995年にかけて、全 国各地でインテリアプランナー協会が誕生し、1994年10 月にインテリアプランナー協会設立発起人会が開催され、 協会名の決定、定款案の作成、組織・事業計画等の検討が 協議され、翌1995年2月に「東京インテリアプランナー協 会」が設立された。 インテリアプランナーとは、 インテリア設計等に関し、建築士の業務と共通部分を持 ちつつ、専門的、高度な、または独自の知識、技能を有 する者として、試験・登録・更新講習制度により、その 能力を審査・証明されたプロフェッショナルである。 そもそもインテリアプランナーって 何? JIPAT HISTORY 30 年の歩み 「インテリアの企画・設計・工事監理を行う専門家で、国 土交通省所管の公益財団法人 建築技術教育普及センターが 認定するインテリアプランナー資格者のことです」 前編:中川 誠一 インテリアプランナー制度発足から、 東京インテリアプランナー協会設立、 現在までの歴史 その設立趣意書には 1. インテリアプランニングに関する業務の確立とその振興 2. インテリア関連技術者の技術の向上 3. 資格者の活用によるインテリア知識の普及とその振興 の3点があげられ、 「インテリアプランナーは、より広範囲な知識の取得と専 門的な技術の向上に努め、社会からの信頼をより大きなも のとし、自らの社会的な地位を確立していく必要がある。 そこで専門家の能力を結集出来る組織として、資格者によ る団体をつくり、活動・研鑽の場を広げるとともに、会員 相互の親睦と交流、内外諸機関との交流等を通じ、社会と 文化の発展に寄与することを目的として、ここに「東京イ ンテリアプランナー協会」を設立する」とある。 1998年全国10協会が集まり、全国組織として「日本イン テリアプランナー協会協議会」が設立され、2009年法人 の制度改革により「一般社団法人日本インテリアプラン ナー協会」と改称された。その設立宣言では「私たち、 インテリアプランナーは、すべての人が健康で安全に暮ら せる快適なインテリア空間の創造をめざして、インテリア から地球環境に至る学術・技術・芸術の深耕につとめ、 JIPA/日本インテリプランナー協会が設立 【JIPAT第2代会長】
IPʼs REPORT 30 JIPAT JOURNAL 創刊号が発行 広く社会に貢献することを宣言します」というものであった。 一般的に協会は“親”である全国組織の協会が出来て、“子”で ある各地域の協会が生まれるのが普通であるがJIPAは逆で、 地域に根差し、地域社会に貢献していくことをベースに運営 しようとするものであった。   各地域協会との交流が始まった。1996年の新潟IP協会 (現在は解散)との交流を皮切りに北海道、北陸、中部、 関西、中国IP協会などとの交流を重ね、会員相互の親交 を深めると同時に歴史的な建造物や新しいインテリア の見学などを行った。 全国IP協会との交流 会員相互の理解を深め、情報交換や討論の場をつくるために 会員交流フォーラムを開催し、「IP - TALKの会」や「賛助会員 インフォーメーションの会」を通して会員のインテリアへの 取り組みとその展望、インテリアと環境、海外のデザイナーと のコラボレーション、住宅のインテリアを考える、更に安全な インテリア空間、などのテーマをシリーズ化して開催した。 4 1995年設立後多くの委員会を立ち上げ、活動がスタートした。 JIPAT は様々な活動・事業を行ってきた JIPAT設立の1995年から機関誌“JIPAT JOURNAL”(現在 はINTERIOR PLANNER’S REPORT)が発行され、1年間 の各委員会活動報告、セミナーなどの紹介や特集記事を掲 載し、会員への情報発信ツールとして年1回発行され、今年 2024年に30周年記念号が発行された。 会員交流フォーラム AIP/アソシエイト・インテリアプランナーが誕生 時は経って、2016年からは新たな称号「アソシエイト・イ ンテリアプランナー」が設けられた。インテリアプランナー になる前段階の称号として、年齢制限や実務経験も不要で誰 でも受験でき、若い人々や広くインテリアに興味がある人々 の取得を目指し、これを足掛かりにインテリアプランナーを 目指す人々が増え、インテリア設計等への関心が高まって行 くことを目指している。 vol.30 2024 MAY 創刊号の表紙 30周年記念号の表紙
インテリプランナーってどんなことをやる人?という質問を JIPAT法人会員である日刊建設工業新聞社の記者から問わ れ、インテリアプランナーの職能を広く理解してもらうた め、IPの業務内容、範囲、建築との関わりなどをジャンル 別に紹介し、作品の紹介だけでなくIPの職能を広く理解す るための記事を連載することになった。1997年~1998年 の2年間で23回にわたりインテリアプランナーが執筆し、 日刊建設工業新聞に連載された。 「インテリアプランニング・ドキュメント」 監修・編集 「インテリアプランナーの世界」執筆 IPʼs REPORT 30 “旅にいこうよJIPAT“ JIPATツアー in 銀山では山形で月山の麓にある山菜料理 の「出羽屋」で昼食をとり、尾花沢にある古くから銀の鉱山 として栄えた銀山温泉へ。大正ロマンの郷愁を感じるノスタ ルジックな町並みの情緒豊かな風情を心に刻んだ。 当時インテリアの完成写真集などの書籍はたくさんあった が、そのプロセスを紹介するものはなかった。そこで、“構 想から空間へ”と題し、インテリアプランニングされた“優れ たインテリア”の紹介をし、それがどのようにプランニング され空間として完成されたのかを、分かりやすくまとめた 書籍をJIPATで編集委員会を立ち上げ、監修・編集して 1999年に出版された。 JIPAT ツアー in 会津では宿場町大内村を訪れ、会津の歴 史研究をしていた会員の案内で、江戸時代から続く茅葺屋根 の家々が連なった美しい町並みを見学した。 JIPAT で企画・編集し出版した書籍など 5
IPʼs REPORT 30 「IPEC21」(INTERIOR PRO EXCO 21)始まる インテリアのプロが結束し “健康な環境へ”をテーマにインテ リアのプロと企業が人間とその社会に貢献できる良い関係を つくり、21世紀へのインテリア・ビジョンを打ち出し、こ れからの生活環境をリードしていく質の高い提案の場をつく るエキジビション・カンファレンス「IPEC21」を、職能団 体であるJIPAが2001年から主催し開催した。2001年~ 2010年まで10回、毎年TOKYO BIGサイトで開催し、 2007年より21を取り「IPEC」と改称し、更に2012年~ 2016年までは会場を工学院大学に移し継続してきた。 「EFFECT」(効果)編集・出版 「IPEC21」PARIS へ行く 2004年~2006年までの3年間、パリで開催された 「SALON DU MEUBLE DE PARIS」に「DESIGNERS SHOWCASE」を出展した。2004年には2003年の 「IPEC21」で出品された優秀作品を展示。2005年には 優秀作品と隈研吾氏の招待作品も展示し、2006年には 「NIPPON DESIGN PAVILION」という名でグエナエル・ 二コラ氏がプロデュースしたブースにも参加した。 DESIGNERS SHOWCASE スペースプランニングはある効果EFFECTを期待している、 それを、はじまる・はずむ・たかぶる・とける・こもる・ しまる,の6つのキーワードで纏めたビジュアルブックを編 集し出版した。 2003年からは企業展示だけではなく、インテリアを中心 として様々な分野で活躍している、デザイナーの提案やア イデアをインテリア関連企業とのコラボレーションにより 展示・発表する場として「DESIGNERS SHOWCASE」の 展示を開始した。 6 INTERIOR EXHIBITION & CONFERENCE for PROFESSIONALS JIPAの活動・事業に協力 主にJIPAT が中心となり活動してきた。
2016年に(公財)建築技術教育普及センタ―からの依頼で、 インテリアプランナー受験を目指す人のための学習参考書で ある「インテリアプランナー ガイドブック」学科試験編及び 設計製図試験編の編集協力を行った。2019年発刊された改 訂版はJIPA がすべてを編集協力した。 「インテリアプランナー ガイドブック」 編集協力 インテリアの業務、業務報酬、工事契約の考え方、そして、 インテリア工事標準仕様書などについてまとめてある。 「インテリアの仕事」企画・編集・出版 IPʼs REPORT 30 「インテリアプランニング アワード」と 「インテリア・ベストセレクション」を創設・開始 優れたインテリア作品を審査し表彰する「インテリアプラ ンニング アワード」を2010年から隔年で実施した。これ は(公財)建築技術教育普及センターが主催していた「イン テリアプランナー賞」を引き継ぐ形で実施した。優れたイ ンテリアを実現するために、インテリアプランナーは重要 な役割を担っているが「インテリアプランニングアワード 」では、デザイン性はもとより、環境への配慮、そして公 共性・安全性について、また空間構成や室内環境の計画な どを審査した。さらに厳正な審査により選ばれて入賞、入 選した作品を「インテリアプランニング・ベストセレクシ ョン」という作品集に収録・編集し出版した。この成果は、 良質なインテリアを評価し一般公開することで、インテリア プランナーの仕事を社会に広めることにつながっている。 7 JIPATが協力し出版したJIPAの書籍 [なかがわ せいいち・プラス・エヌ・プロデュース代表]
JIPAT HISTORY 30 年の歩み 【JIPAT第6代会長】 後編:佐藤 IPʼs REPORT 30 海外の展示会への出展や 海外インテリアデザイナーとの交流 2010~2013年頃にかけて、アジア諸国で開催されたデザ イン展示会へJIPAT ブースを出展した。 「香港IDTExpo Business of Design Week 2010」では インテリアプランナー資格のアジア諸国への紹介を目的に (公財)建築技術教育普及センターの助成金を受けて出展 した。来場者数は3日間で4万人を超え、ジャパンデザイン の注目の高さを感じた。IP資格制度に関心を持つ香港イン テリアデザイン協会のPan会長や役員の方々とは後日、来 日時に再会し、ランチミーティングで意見交換の機会を設 けた。 若手活動体JIPAT I’s の結成と活動 2004年、若手プランナーの活動体「JIPAT-I’s(アイズ)」 がJIPAT10周年記念総会にて結成が発表された。メンバー でコンペを行いロゴデザインを決め、JIPAT会員のインテ リア作品見学会、企業ショールーム訪問、懇親会などを行 って交流を深め、IPEC21-2004に2つのブースを企画・展 示した。ケベック州政府日本事務所協賛によるメープル無 垢材の茶室「chame」はDESIGNERS SHOWCASE 大賞に 選ばれた。翌年の国際家具見本市ムーブル・ド・パリ2005 に出展し、I‘sメンバーも渡仏して現地で茶会を催した。 2012年から2014年にかけて、シンガポールのMarina Bay Sands EXPO & Convention Center で開催された展 示会「100% Design Singapore」にJIPATブースを毎年 出展した。法人会員企業も複数参加し、インテリアプラン ナーの社会的貢献や活動等を紹介した。これからのアジア のデザイン界を牽引する役割を担う足掛かりとなるよう、 ASEAN各国のインテリア関連協会との交流や情報交換を 行った。 IPEC2014 で行われたプレイベント「IP20/20」を経て、 (公財)建築技術教育普及センターの協賛を得て、インテ リアプランニングコンペを2016年、2018年、2020年の インテリアプランニングコンペの開催 IPʼs REPORT 30 8 香港「IDTExpo Business of Design Week 2010」 JIPAT ブース JIPAT-I’s ロゴデザイン採用案/ ムーブル・ド・パリ2005「chame」茶会/I‘s メンバー 「100% Design Singapore」JIPAT ブース2012/ Marina Bay Sands/JIPAT ブース2013
国際的な話題や情報を提供するトークサロン。主な内容は 「日米合作映画『レオニー』松井監督講演会」「世界の建 築とデザインを紹介する(北欧編、米国編)」「日本に魅 了されたデンマーク人デザイナー」「デンマーク視察旅行 報告会3daysofdesign 報告」「MUJI HOTEL 北京から MUJI HOTEL 銀座とアフターストーリー」などで、講演 会終了後には懇親会の場が設けられ、登壇者を囲んで参加 者と交流した。 サロン・ド・IP セミナー 2018年12月1日(土)・2日(日)の2日間、全国のIP地域 協会が集うJIPA 全国大会がJIPAT主催で開催された。オリ ンピック、パラリンピックの開催を目前とした「変貌する 東京」をテーマに、新たな視点から東京の今を巡り、これ からのデザインを考える企画とした。1日目はアイビーホ ール(青学会館)における開会式の後、スパイラル(東京 青山)で同時開催されたIDM TOKYO 2018の展示や各種 プログラムに参加した。2日目は、「水上から見る東京」と 「陸上から見る東京」の2つのコースを用意した。ツアー 終了後は浅草にて全国のIP会員が集い、落語鑑賞会やラン チ交流会を行った。 JIPA 全国大会2018 in TOKYO の開催 学生・新入会員の応援企画 学生や新入会員へ向けてインテリアプランナーの仕事を 紹介し、IP資格の取得をアピールした。学生応援イベント 「WELCOME TO OUR SHOWROOM 2016」では3か月 ほどの期間中に会員企業ショールームを公開し、学生会員 限定企画「設計事務所の仕事を知ろう2017」では実際に インテリア設計事務所のオフィスを公開した。2019年度 に2 回開催の「ウェルカムパーティ ~新入会員にJIPAT を 知ってもらおう!~」では、法人会員のショールームを借り、 協会の委員会活動や多彩なイベントを紹介し、交流した。 プランナートーク・インテリア見学会 計3回開催した。審査員にマニュエル・タルディッツ氏他 を迎え、審査員特別賞、建築技術教育普及センター理事長 賞、JIPA会長賞の他に、日本インテリア学会・JID・JCD ・JAFICAの理事長賞・会長賞を設けた。応募作品数は 115件→237件→427件と回を重ねるごとに増加し、北海 道から沖縄まで、高校生から専門学校生、大学生、社会人 、主婦の方まで幅広く応募があり、展示会や作品プレゼン テーション、授賞式を行って交流をはかった。 JIPAT 創立時より続けていた「IP-TALK の会」を引き継ぐ 形で2016年に「プランナートーク」が始まった。毎回テー マを決め、異なる企業でインテリアの仕事に関わる若手ク リエーターが集い、熱く語り合うイベントとなった。また IPアワード受賞作品をはじめとする話題のインテリア見学 会では、「シェアリーフ西船橋グレイスノート」「レム六 本木」「京橋エドグラン」「MUJI HOTEL GINZA」「The OkuraTokyo」「ウェスティンホテル横浜」など、毎回多 くの参加者を得て盛況に開催された。 IPʼs REPORT 30 9 インテリアプランニングコンペ2016 応募要項/2018 展示会場/ 2020 オンライン審査 「日米合作映画『レオニー』松井監督講演会」 「日本に魅了されたデンマーク人デザイナー」 インテリア見学会「The Okura Tokyo」 JIPA 全国大会2018 in TOKYO パンフレット/ランチ交流会の様子
全国の地域IP協会と連携・協議し、各地域協会の名称を 「日本インテリアプランナー協会 ○○(地域名)」に統一す ることで、インテリアプランナーおよび協会の認知度向上 を促し、会員増強および協会全体の結束と魅力向上につな げることを目指した。その結果2023年に名称を「一般社団 法人日本インテリアプランナー協会 東京」に変更した。英 語名称「Japan Interior Planner’s Association, Tokyo」と 略称「JIPAT」はそのまま継続することとなった。 協会名称の変更 インテリアプランナーの日々の仕事を支える企業による法 人会員の会も、活発な協会活動を展開している。法人会員 の会主催による全体会議・懇親会、納涼会や忘年会などの 交流会、コミュニケーションの会やラウンドテーブルトーク などの情報交換会など、多彩な企画やイベントを通して、同 業種・異業種の会員相互の積極的な交流が図られ、協会活 動の大きな一翼を担っている。 法人会員の会による活発な活動 IP設計製図試験のための受験対策セミナー。毎年変わる課 題に沿って試験対策問題を検討し、パース講座、設計製図 講座を実施している。現在は参考施設見学会、直前対策講 座やフォローアップセミナーなども追加し、多くの受講生 を合格に導いている。コロナ禍ではほとんどの協会事業が 中止となる中、感染予防対策に万全を期した対面開催を実 施した。IP学科試験の対策講座など、他の地域協会と連携 した企画も進行中。 IP受験セミナーの活動 2021年YouTubeチャンネルを開設し、動画配信を開始し た。インテリアスペシャリストインタビューはライブ配信 を行い、その様子をアーカイブとして随時追加した。 また同じくインスタグラム「jipatokyo」やTwitter(現X) 「@JIPATofficial」で積極的に情報発信を行っている。 JIPAT 公式SNS (YouTube, Instagram, Twitter) の開設 コロナ禍による試行錯誤の末に「サロン・ド・IP」はオン ラインセミナーに切り替え、Peatix による集客システムを 導入してビジターの参加者にも広く告知集客した。主に国 際的な商材を取り扱う会員が登壇者となり、その国の文化 やお国柄と企業文化や製品づくりの関係に触れるなど、国 際性豊かな話題を提供した。回によっては海外からの登壇 者を交えるなど、オンライン方式ならではの工夫を凝らした。 サロン・ド・IP オンラインセミナー [オンライン新年交流会2022 案内/オンライン新年交流会の様子 JIPAT 公式YouTube/JIPAT 公式Instagram 画面 [さとう つとむ・駒沢女子大学人間総合学群住空間デザイン学類長] IP受験セミナー2023の様子 IPʼs REPORT 30 新型コロナウイルス感染症の蔓延による緊急事態宣言が発 令されたことに伴い、協会の活動については、会員の健康 を守ることを最優先として、会議、打合せ等の延期・中止、 事業・会合等の自粛を行なった。また事務局員の安全面に 配慮し、緊急事態宣言期間中は事務局を閉鎖し、在宅勤務 での対応とした。2020年5月の評議員会(社員総会)およ び通常総会(会員総会)は多くの人が集まることを避け、 郵送及び電磁的方法にて役員選挙及び議案に関する議決を 行った。2021年の新年交流会はやむなく中止したが、 2022年はオンラインによる新年交流会を2月25日に開催し、 参加者は事前に宅配された食事と飲み物のセットを前に、 画面越しに新年を祝うことができた。 コロナ禍の緊急事態宣言に伴う協会活動の 自粛と事務局閉鎖 サロン・ド・IP オンラインセミナーVol.1の様子 10
IPʼs REPORT 30 11 JIPAT 創立 10 周年 2004     平成 16 年 JIPAT 設立 30周年 2024     令和6年 JIPAT 設立 20 周年 2014     平成 26 年 東京インテリアプランナー協会設立 (1995 年 2 月 4 日) JIPAT HISTORY 30年の歩み 年表 1983     昭和 58 年 インテリアコーディネーター制度発足 1987     昭和 62 年 インテリアプランナー資格制度発足 インテリアプランナー協会設立発起人会開催 1994     平成 6年 1996     平成 8年 「賛助会員の会」発足 1997     平成 9年 日刊建設工業新聞にて『インテリアプランナーの世界』連載スタート(計 23 回) 1998     平成 10 年 日本インテリアプランナー協会協議会設立 【インテリアの仕事】発刊 2001     平成 13 年 2005     平成 17 年 賛助会員から法人会員に名称変更 2006     平成 18 年 2007     平成 19 年 【EFFECT】発刊 JIPA が一般社団法人日本インテリアプランナー協会に改称 「日米合作映画『レオニー』松井監督講演会」を主催 第 1 回「インテリアプラニングアワード 2010」創設 「香港 IDT Expo Business of Design Week2010」に出展 「木材活用コンクール」にて日本インテリアプランナー協会 (JIPA) が協会賞を授与 【インテリアプランニング・ベストセレクション 2010】発刊 2008     平成 20 年 2009     平成 21 年 2010     平成 22 年 2011     平成 23 年 2019     令 和 元 年 【インテリアプランナーガイドブック】改訂版 編纂 2023     令 和 5 一般社団法人日本インテリアプランナー協会 東京に改称 2022     令 和 4年 オンラインによる新年交流会開催 2021     令 和 3年 「YouTube」チャンネル開設・「Instagram」開設・「Twitter(現X)」開設 インテリアスペシャリストインタビュー配信 2020     令 和 2 第 26 回 通常総会 コロナ禍により書面による議決を実施 2018     平成 30 年 IDM TOKYO 2018 開催 JIPA 全国大会 in TOKYO 開催 2016     平成 28 年 「インテリアプランニングコンペ」開催 AIP/ アソシエイトインテリアプランナー制度スタート 【インテリアプランナーガイドブック】編集 2014     平成 26 年 一般社団法人東京インテリアプランナー協会として登録 教育普及特別委員会発足 「IPEC21」が「IPEC」に名称変更 2000     平成 12 年 1999     平成 11 年 【インテリアプランニング・ドキュメント】発刊 1995     平成 7 年 全国各地でインテリアプランナー協会設立 1992     平成 4年 1991     平成 3年 IP 制度活性化研究会発足 IP 資格制度が建設大臣認定から (公財)建築技術教育普及センターの資格制度に変更 「IPEC21」(INTERIOR PRO EX CO 21)主催・開催 IPEC21「デザイナーズ・ショーケース」創設 「IPEC21」が「SALON DE MEUBLE DE PARIS」に出展 JIPA が有限責任中間法人 日本インテリアプランナー協会として法人化 「IP 受験対策セミナー」スタート 西 暦 元 号 歴代会長 主な出来事 初代会長 三輪 正弘 氏 第 2 代会長 中川 誠一 氏 第 3 代会長 浦 一也 氏 第 4 代会長 志村 美治 氏 第 5 代会長 寺本 昌志 氏 第 6 代会長 佐藤 勉 氏
12 「Interior Planner’s Report 30」の発刊にあたり、発 刊にご尽力いただいた方々にこの場をお借りして心か ら御礼申し上げます。 昨年秋ごろから、30周年の節目を迎える記念号の企画 を始めました。まず6年間の長きにわたって会長を務 めてこられた中川誠一氏にお話を持ち込みました。幸 いなことに中川氏は、JIPAT発足からつい最近までの JIPAT およびJIPA に関する資料を余すことなく自宅で 保管されており、加えていまだに明晰な記憶力をお持 ちの氏の個人的な能力も相まって、「JIPAT HISTORY 30年の歩み」(前編)を一気に書き上げていただきま した。 また、30年間の出来事をまとめた年表を更新するにあ たっても、氏が全号の年会誌を大事に保管していたお かげで、JIPAT事務局で欠番になっていた3年分の年 会誌(JOURNAL誌)を補完することが出来、 より正確に年表をまとめることができました。 今回の特集記事「JIPAT HISTORY 30年の歩み」は、 前半を中川誠一氏、そして後半を現会長佐藤勉氏にそ れぞれ執筆していただきました。編集会議では、お二 方はもちろん、編集委員も加わって、それぞれの記憶 をすり合わせながら、正確な記述になるように努めま した。 30年の歩みを振り返る大切な機会になることはもちろ ん、今後JIPATあゆみの礎として役立つことを願って います。 編 集 長  佐藤 勝 編集委員  戸矢崎 弘美・荒井 資郎・岡田 高文・下田 濟二郎 新中 健史・東海林 吾一・露木 卓一・福山 亮介 Interior Planner’s Report  Vol.30 発 行 日  2024年5月27日 発 行 者  一般社団法人 日本インテリアプランナー協会 東京 会 長 佐藤 勉 編   集  一般社団法人 日本インテリアプランナー協会 東京 総務委員会 編集後記 IPʼs REPORT 30 各種手続き 変更の際は、手続きを忘れずに (1)会員種別 正 会 員  インテリアプランナー登録者 AIP会員 アソシエイト・インテリアプランナー資格登録者 一般会員 会の目的に賛同する個人 法人会員 会の目的に賛同する企業・団体 学生会員 インテリアプランナー資格取得を目指す学生 特別会員 当協会の発展に貢献してくれる個人又は団体 名誉会員 会に対する功労者、またはインテリアプランナー制度に貢献があった個人 (2)変更届 登録事項に変更があった場合は、必ず変更届をお出しください。 変更届はJIPATのホームページよりダウンロードできます。 JIPATのホームページ http://www.jipat.gr.jp/ 必要事項を記入し、メールかFAXで事務局までご送付ください。 ( 3)その他各種問い合わせ先 ①JIPAT 会員へのメール配信やホームページへの掲載希望は、事務局にご連絡ください。 *メール配信やホームページへの掲載は内容によってはお断りする場合があります。 ②委員会への入会、サポートメンバー登録 委員会に入りたい方、サポートメンバーになりたい方は、メールにて事務局へご連絡 ください。 [ JIPAT 事務局 ] TEL:03-3446-8860 FAX:03-3446-1417 MAIL:office@jipat.gr.jp 会員の特典及びサービス ■会員特典 ・会員証が交付されます。 ・各委員会活動、各事業に参加でき、様々な人との交流が図れます。 ・会が催す見学会等の各種イベントに会員価格にて参加できます。 ・文芸美術保険組合への加入資格が得られます。 ・会誌などの無料配布を受けられます。 ・会員名簿(HP上)の閲覧ができます。 ・ウェブサイト上で会員専用の情報を得ることができます。 ・会員証の提示により法人会員登録企業からの特典が受けられます。(内容は各企業による) ・法人会員主催の各種特別セミナー・見学会等に参加できます。 ・各種文具店等の割引を受けられます。 [ 文芸美術国民健康保険 ] 会社等の法人に所属していない個人で、インテリアデザイン関連の仕事をされている方は、 当保険に加入することができます。 *保険組合の審査によっては不可となる場合がございます。 (表紙の写真) タイトル:「LOOKING UP」 者:中川 栄治(JIPAT 一般会員)/ Yeiji Zakagawa(フォトグラファー名) 撮影日時:2024 年2月(東京・中央区) 撮影者のコメント: 私はいま、伝統と革新をテーマに発展・成長を続ける東京の魅力を撮り歩いています。 30周年記念号の表紙として、JIPAT が歩む「これから」にふさわしい超高層建築と鳥居の共存を、 3次元透視図的なアングルで切り撮ってみました。 撮影者の主な活動歴: 2020 年11 月 Leica LFI Gallery, フォトグラファーYeiji Zakagawa でギャラリーファイルに入る https://lfi-online.de/en/gallery/search.html?s=yeiji%20zakagawa 2021 年12 月 表参道 ギャルリー412 にて二人展開催 2022 年 8 月 「様変わりする東京湾岸の風景・船・人」をテーマに1年間撮影 シンフォニー・モデルナ就航30年記念として船内展示