2019年7月23日東京デザインセンター5F crafTecギャラリーにおいて、
サロン・ド・IP「意匠法について知っていますか?」を開催しました。

木本直美氏を講師にお迎えし
①「デザイン経営」宣言
②意匠法について
③改正意匠法
の3つのテーマに沿ってお話頂きました。

■主な内容
①デザイン経営の効果:
ブランド力の向上+イノベーション力向上⇒企業価値の向上に繋がる。

②意匠分類ごとの意匠登録出願件数:
2017年31,961件、意匠の登録要件、ハーグ協定による国際登録制度等。

③内装の意匠:
全体として統一的な美感を起こさせるような場合に限り、一意匠として意匠登録可能。
連鎖する関連意匠の出願可能期間は、基礎意匠の出願から10年、存続期間は出願日から25年。
模倣品対策等。

※2020年5月1日より前⇒前の法律
2020年5月1日以降⇒改正意匠法を適用
一貫したコンセプトに基づき開発されたデザインの関連意匠に類似する意匠の登録を認め、10年間保護される。

■まとめ
皆様非常に熱心にセミナーを聴講されていました。
セミナーに参加された方から、「普段聴けないお話しを伺い、大変勉強になりました。」
「とても貴重なお話で参考になりました。」など数多くのご意見を頂きました。
セミナー終了後に開かれた懇親会では、木本講師の周りに参加者が集まり、デザインの法律の話を伺ったり、講師や、当日知り合った方同士で名刺交換をされたりと、終始和やかな雰囲気で盛り上がっていました。

■参考:経済産業省ニュースリリース
https://www.meti.go.jp/press/2018/03/20190301004/20190301004.html

※会場提供やご協力をいただきました、株式会社東京デザインセンターの皆様にこの場を借りてお礼申し上げます。

東京インテリアプランナー協会(JIPAT)
国際委員会 大内洋子